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指揮:アンドレア・バッティストーニ
(東京フィル首席指揮者)
ピツェッティ/夏の協奏曲
R. シュトラウス/『アルプス交響曲』
【聴きどころ】首席指揮者アンドレア・バッティストーニが待望のリヒャルト・シュトラウスの『アルプス交響曲』を取り上げます。
大規模なオーケストラほどその実力を存分に発揮するバッティストーニ。オーケストラの響きを最大限に引き出し、オペラ指揮者として培った表現力で情景を描き出す標題音楽にご期待ください。
マエストロがレスピーギやカゼッラに続き紹介するのは、イタリアの「80年世代」の作曲家ピツェッティ。かつてカラヤンもその才能に着目していた人物です。
「夏の協奏曲」(1928)は、日本では東京フィルが初演を行った、縁の深い作品です。管弦楽のための3楽章からなる協奏曲でありながら、ピツェッティの代表作とも呼ばれる田園交響曲とも言われています。
自然をテーマにした二作品を組み合わせたプログラムは、バッティストーニならではのこだわりです。
文:柴辻純子(音楽評論家)