
寺西拓人の基本プロフィールまとめ!出身大学やジュニア時代、最新の舞台・映画出演まで徹底解説
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寺西拓人(てらにし たくと)とは?基本情報と経歴

画像引用:STARTO ENTERTAINMENT
生年月日:1994年12月31日
年齢:30歳(2025年8月30日現在)
出身地:神奈川県川崎市
身長:178cm
血液型:O型
星座:やぎ座
入所日:2008年4月20日
寺西拓人(てらにし たくと)は、STARTO ENTERTAINMENT(旧・ジャニーズ事務所)に所属する俳優であり、現在はグループ・timeleszのメンバーとしても活動しています。
神奈川県出身で、専修大学経済学部を卒業。学業と芸能活動を両立させながらキャリアを積んできた努力家です。
2008年にジャニーズ事務所へ入所後、ジュニアとしてコンサートや舞台に出演し経験を重ねました。
『Endless SHOCK』など大舞台への出演を経て、2019年には舞台『マラソン』で主演を務め、俳優としての存在感を確立します。
2021年4月22日には公式サイトに個人ページが開設され、ジャニーズJr.を卒業。以降は舞台・ドラマ・映画で精力的に活動を続けてきました。
さらに2023年には『timelesz project』を経て新グループ・timeleszに加入。ソロとグループ、双方で表現の幅を広げ、2025年現在も俳優・アーティスト両面で活躍を続けています。
ジュニア入所のきっかけと同期
寺西拓人が芸能界へ足を踏み入れるきっかけとなったのは、母が事務所へ履歴書を送ったことでした。事務所からオーディションの連絡が来た当時、寺西はサッカーに夢中で、東京ヴェルディのジュニアユースに所属。
しかしオーディションの日は、ちょうどサッカーの地区選抜の試合と重なっていたため、サッカーを取るかオーディションに挑戦するか迷う寺西の背中を押したのは、母の「行ってほしい」という懇願でした。
最終的にオーディションに参加し、2008年4月20日にジャニーズ事務所(現・STARTO ENTERTAINMENT)に入所します。
その日のオーディションには多くの参加者が集まっており、合格した同期には中島健人(元・Sexy Zone)、田中樹(SixTONES)、諸星翔希(元・Love-tune/ジャニーズJr.)らがいました。
寺西は彼らと同じスタートラインに立ち、初仕事としてHey! Say! JUMPの『Spring Concert 2008』横浜アリーナ公演に出演。ここからジュニアとしての歩みを本格的に始めていきます。
同日入所ではないものの、timeleszの菊池風磨も同年入所となっており、同期といわれています。
ジュニア時代の歩み
ジュニアとして活動を始めた寺西拓人は、まずHey! Say! JUMPやKis-My-Ft2、A.B.C-Zといった先輩グループのバックダンサーを経験し、ステージでのパフォーマンス力を磨いていきました。
大きな会場でのコンサート出演を重ねるなかで、踊りや表情の見せ方を学び、存在感を徐々に発揮していきます。
また、舞台『DREAM BOYS』や『滝沢歌舞伎』といった伝統ある作品にも出演。アクロバットや殺陣などのスキルを身につける一方、芝居の基礎を養う貴重な機会となりました。さらに『ザ少年倶楽部』などの番組では歌やダンスに加えてトーク力も磨かれ、バラエティ適性の高さも見せています。
ただし同期や後輩が次々とデビューするなか、寺西はグループに所属するタイミングがなく、ソロで活動を続ける道を選びます。
その分、舞台やドラマなど個人としての現場経験を数多く積み重ね、俳優としての表現力を鍛えていきました。この“グループに属さない時代”が、後にtimeleszへとつながる大きな土台となったのです。
俳優としてのキャリア
ジュニア時代から舞台やドラマに数多く出演してきた寺西拓人は、早い段階から“俳優”としての存在感を示していました。『Endless SHOCK』や『滝沢歌舞伎』といった事務所の代表的な舞台に出演し、殺陣やダンス、芝居の技術を磨いていったほか、ミュージカルや朗読劇など幅広い作品で経験を積みます。
テレビドラマでは『仮面ティーチャー』や『心療中 -in the Room-』に出演し、等身大の若者役をリアルに表現。
2015年の『銭の戦争』ではシリアスな人間ドラマに挑戦し、存在感を残しました。脇を固めるポジションでありながらも、視聴者の記憶に残る芝居を見せ、俳優としての可能性を広げていきます。
大きな転機となったのは、2019年に主演を務めた舞台『マラソン』です。人間ドラマをストレートに描く本作で寺西は、複雑な心情を繊細に表現し、観客を物語へ引き込む力を証明しました。以降も朗読劇やコメディ作品、ミュージカルと挑戦の幅を広げ、その表現力は着実に進化しています。
また、2021年には寺西にとっても忘れられない経験がありました。同年12月に急逝した神田沙也加の最後の出演作となった舞台『マイ・フェア・レディ』に、寺西は朝夏まなと主演チームの一員として出演。
訃報を受け、残りの全公演を朝夏チームが担うことになり、寺西はWキャストだった前山剛久の分まで役を引き継ぎ、全ステージを演じきりました。千秋楽で涙を流す姿も報じられ、そのひたむきな姿勢に胸を打たれた観客も多くいました。
こうした数々の経験や苦難を乗り越え、周囲が次々とデビューしていくなかでも腐らずに鍛錬を続けた姿勢が、現在の評価や遅咲きのデビューにつながっているといえるでしょう。
主な出演作品(代表作)
- 舞台『マラソン』(2019年) 主演を務め、繊細な感情表現と迫力ある芝居で注目を集めた。
- ミュージカル『Endless SHOCK』シリーズ(2010年代〜2024年) 堂本光一主演の人気舞台に出演し、殺陣・ダンス・芝居を総合的に磨いた。
- ミュージカル『マイ・フェア・レディ』(2021年) 神田沙也加の急逝により朝夏まなと主演チームが全公演を引き継ぐなか、Wキャストの責任を果たし、最後まで完走。真摯な姿勢が大きな話題に。
- ドラマ『心療中-in the Room』(2013年、日本テレビ) 生徒・田中瞬役を演じ、ジュニア時代から映像作品でも活躍。
- 映画『まくをおろすな!』(2023年) 寺坂吉右衛門役で出演。舞台を題材にした作品で、俳優としての幅を広げた。
ジュニア卒業とtimelesz加入
寺西拓人は2021年4月22日、ジャニーズ事務所(現・STARTO ENTERTAINMENT)の公式サイトに個人ページが開設され、ジャニーズJr.を卒業しました。
入所から13年にわたりジュニアとして活動してきた寺西にとって、節目となるできごとでした。
このとき、同じく卒業を発表したのは室龍太、高田翔、原嘉孝の3人。4人そろってジュニアを卒業し、それぞれがソロアーティストとして新たなキャリアを歩み始めました。寺西は舞台やドラマを中心に活動の幅を広げ、俳優としての実力を着実に磨いていきます。
そして2023年、中島健人のグループ卒業を経たtimeleszが新たな仲間を探すプロジェクト『timelesz project』へ参加することとなります。
プロジェクトに参加した理由について寺西は、Sexy Zone時代からのグループの歩みを近くで見てきた経験や、4人での最後のドーム公演を目にした際に「ファンへの深い愛情を感じた」と語っています。寺西にとって、グループの新メンバーを募集するという“一生に一度のチャンス”を逃すわけにはいかなかったのです。
一方で、ソロ俳優として応援してきてくれたファンの存在や、舞台で積み重ねてきた自身のキャリアを否定したくない思いから、参加を決断するまでには大きな葛藤もあったといいます。それでも「迷っている場合ではない、人生を懸ける時だ」と腹を括り、オーディションに挑みました。
結果、寺西はtimeleszの新メンバーとして選出されました。
俳優としての確かな実力を持ちながら、アーティストとしても歩みを進めている寺西。ジュニア時代を経て培った経験は、timeleszの活動にも大きな力となっています。
寺西が『timelesz project』に参加した当時のInstagramのフォロワー数は約5.5人でしたが、2025年8月30日時点では141.4万人となっており、一気にスターへの階段を駆けあがったといえるでしょう。
舞台・映画・ドラマでの最新出演情報
寺西拓人はtimeleszの活動と並行して、俳優としての存在感も高め続けており、2025年は非常に注目度の高い作品への出演が続きます。
ここでは、2025年8月時点での最新出演情報をまとめました。
舞台『新 画狂人北斎―2025―』

画像引用:X(gakyojinhokusai)
上演期間:2025年10月17日~11月30日(東京・石川・大阪・ほか全国公演) この完全新作舞台で寺西は、葛飾北斎と関係する重要な人物・鳥居耀蔵役を務めます。
演出は宮本亞門氏が手がけ、俳優としての寺西の存在感をさらに強く印象づける作品となるでしょう。
映画『天文館探偵物語』

画像引用:X(tenmonkantantei)
公開予定:2025年12月5日
『天文館探偵物語』は鹿児島・天文館を舞台にした探偵ドラマ映画です。
寺西はBAR店員であり街の探偵・宇佐美蓮として主演を務めます。共演には室龍太、高田翔、原嘉孝など、同じ事務所で長年活動をともにしてきた仲間も集結。ファンにとっても特別感のある作品となっています。
劇場アニメ『迷宮のしおり』

画像引用:X(gagamovie)
公開予定:2026年1月1日
『迷宮のしおり』は、『マクロス』『アクエリオン』シリーズで知られる河森正治監督による初オリジナル長編アニメーションです。
寺西は、国際的に注目される若き天才起業家・架神傑(かがみ・すぐる)役で声優に初挑戦。スマートフォンと人間の脳を直接つなぐ研究をする大学生という重要キャラクターを演じます。
寺西は 「いつかは…と思っていた声優のお仕事に、今回初めて挑戦させていただきました。架神傑の、どこかつかめない雰囲気を感じてもらえたらと思います」と語っています。
舞台で培ってきた表現力が声の演技にも活かされ、役者としての幅をさらに広げた形となりました。これまでキャリアを重ねてきた寺西が、新たなフィールドでどのように存在感を発揮するのか、注目が集まります。
グループ活動(timelesz)の最新情報
timeleszの最新情報も併せて紹介します。(2025年8月時点)
日本テレビ系 初の冠レギュラー番組『timeleszファミリア』放送決定
放送スタート:2025年10月6日(月)放送枠:月曜プラチナイト 毎週月曜 深夜24:29~24:59
番組では『チャレンジ企画・トーク・音楽コラボ』など、timeleszの個性を活かしたさまざまな企画が展開される予定です。
メンバーの新たな一面が見られる番組として、ファンの期待が高まっています。
ダブルA面シングル『Steal The Show/レシピ』 リリース決定
発売日:2025年11月12日
「Steal The Show」は日本テレビ系バスケットボール応援ソングに起用されており、力強いダンスナンバーとしてグループの決意を表現しています。
一方の「レシピ」は、timeleszの新しい魅力を引き出す楽曲として注目されています。シングル全体を通じて、音楽でも存在感をさらに広げていく作品になるでしょう。
寺西拓人と目黒蓮の関係は?
寺西拓人とSnow Manの目黒蓮は、ジュニア時代に“てらつぐはらめぐ”と呼ばれたユニット的存在で活動していました。
てらつぐはらめぐは、正式なグループ名ではありませんが、無所属(通称:無所)のジュニアメンバー4人にファンがつけた愛称です。
先輩のコンサートのバックダンサーやイベントでの出演を通して、ファンの間で強い印象を残しました。
メンバーは以下の4人です。
- 寺西拓人
- 森継亮太
- 原嘉孝(現・timelesz)
- 目黒蓮(Snow Man)
無所4としても知られ、肩書きに縛られず舞台やコンサートで存在感を示し続けた4人組。
その後、目黒蓮はSnow Manとしてデビューし、原嘉孝と寺西拓人はtimeleszとして活動を広げています。
森継亮太は事務所を退所しており、それぞれが異なる道を歩んでいます。
SNSやファンの間では今でも“てらつぐはらめぐ”の名前が挙がることがあり、当時の4人の活躍は特別な思い出として語り継がれています。
寺西拓人の止まらない挑戦と進化に注目しよう
この記事では、寺西拓人の基本プロフィールや出身大学、ジュニア時代の歩み、そして最新の舞台・映画出演情報まで徹底解説しました。
ジュニアとして多くの舞台を経験しながら、俳優として独自の道を歩んできた寺西拓人。2023年、オーディションを経てtimeleszに加入したことは、長年1人で挑戦を続けてきた彼にとって、大きな転機となりました。
これからも俳優、そしてアーティストとして進化を続ける寺西拓人の挑戦から目が離せません。