
ILLIT WONHEE(ウォンヒ)の経歴や魅力を徹底解説
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ウォンヒのプロフィール

本名 | イ・ウォンヒ |
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生年月日 | 2007年6月26日 |
出身地 | 韓国釜山広域市 |
血液型 | A型 |
ロールモデル | IU |
BTSやLE SSERAFIMなどが所属するHYBEの傘下レーベル・BELIFT LABから誕生した初のガールズグループ・ILLIT。
グループ名のILLITは自主的・積極的な意志を指す“I will”と、特別な何かを意味する代名詞“It”を掛け合わせた造語で、どんなものにでもなれる潜在力と期待感が込められています。
メンバーは、ユナ、ミンジュ、モカ、ウォンヒ、イロハの5人です。
ILLITはサバイバル番組『R U Next?』の合格者で構成されています。

ウォンヒは丸みを帯びたあどけないビジュアルと、見る人を魅了する独特な存在感で注目され、練習生期間2カ月弱でありながら最終順位で1位に選ばれました。
なぜ、練習生期間が浅いウォンヒが、デビューメンバーに選ばれたのか。次の章からはウォンヒの経歴を追いながら、彼女の魅力に迫っていきます。
ウォンヒの経歴
練習生期間2カ月弱でサバイバル番組に参加
2023年、HYBEはLE SSERAFIMやNewJeansにつづく、新たなガールズグループを生み出すためにサバイバル番組『R U Next?』を開催します。
ウォンヒはHYBEの練習生期間2カ月弱という立場ながら、このサバイバルに参加しました。

引用:R U Next?公式X
1ROUNDでウォンヒは、アイリス、エナ、ソヨンとともにaespaの「Dreams Come True」を披露します。
本番前の事前評価において、「経験の浅いメンバーばかりのため、そもそもコミュニケーションを取るだけでも大変そう」と全チームのなかで最弱チームと評価されていました。
チームは練習を積み重ね、本番では今の自分たちができる最大限のパフォーマンスを披露。それでもやはり、ほかのチームに比べて全体的なクオリティは低く評価されてしまいます。
しかし、そのなかでウォンヒだけはコーチ陣から「なぜだかウォンヒを目で追ってしまう」「不思議な存在感がある」と注目を集めました。
練習期間の浅さから、終始、不安げな表情をしていたウォンヒですが、それでも彼女から放たれる独特の存在感をコーチ陣は見逃さなかったのです。
圧倒的な存在感で注目されるも実力不足で苦戦
ほかの練習生に比べて短い練習期間で、コーチ陣から注目を集めたウォンヒでしたが、2ROUND以降、実力・経験不足で苦戦します。
2ROUNDのミッション「DEATH MATCH」でウォンヒは、ミンジュ、ハスル、へウォンとチームを組み、LE SSERAFIM「FEARLESS」を披露しました。
この楽曲で彼女は振付を覚えるのに時間がかかってしまい、先に進んでいきたいチームメイトとの間で溝が生じます。
さらに、中間発表では「音を外してから、パフォーマンスが崩れていくのが目立った。プロの世界ではありえない。ミスしても隠さないといけない」「努力しているのはわかるが、本当に歌手になりたいのか疑問」と厳しい言葉をかけられてしまいます。
結局、本番でも思うような力を発揮できませんでした。
オーディションのなかで1番、彼女を苦しめたのが、3ROUNDのミッション「ALL-ROUNDERS」のヒールコレオです。
このミッションでは、各チームがヒールコレオとヒップホップに挑戦します。ウォンヒはイェウォン、ジミン、ルカ、モカ、フウナ、ハスルとチームを組みました。
ヒールコレオでウォンヒのチームが披露したのは、チョンハの「Dream of You」。
高いヒールを履いて踊ることが初めてだったウォンヒは、練習についていけず涙を流してしまいます。ほかのチームメイトに比べてまったく踊りこなせてないうえに、必死に練習を重ねても思うように踊れなかったため心が折れてしまったのです。
また、踊りに必死になってしまい、カメラを見ることも表情を意識することもできなくなってしまいました。
そんな不安がパフォーマンスにも出てしまい、コーチ陣から「ウォンヒは目に入ってこなかった」と厳しい言葉をかけられてしまいます。
しかし、ここからウォンヒは急成長していきます。
3ROUNDのヒップホップで、ウォンヒのチームはi-dle(旧:(G)I-DLE)の「MY BAG」を披露しました。
ヒールコレオで散々な結果となってしまったウォンヒは、気持ちを切り替えて積極的にチームの練習に加わるようになります。
本番でチームは、キレのいいパフォーマンスを見せました。ウォンヒも、パフォーマンスで一瞬足を滑らせますが持ち直し、髪を振り乱したり、大人の雰囲気を醸し出した表情を見せ、最後までやり切ります。
https://youtu.be/lCq08gTG6rc?si=cHctyCVPvLDfuo6Q
コーチ陣はウォンヒのパフォーマンスを「16歳で出せるものじゃない」「こんなに成長するとは思わなかった」と称賛しました。
そして、4ROUNDのミッション「THE SPECIALISTS」でウォンヒは、ボーカルにも挑戦します。
このミッションでウォンヒはジウ、ユナ、ジョンウンとチームを組み、ペク・イェリンの「Across the universe」を披露しました。
チームは楽曲の世界観を表現した透き通った歌声とハーモニーを響かせ、聞く人を魅了します。
コーチの1人であるチョ・グォンはウォンヒの歌声を「J.Y.Parkが語る歌唱法『空気半分、音半分』のバランスが良い。非常に自然で、でも感情がないわけではなく、力を抜いた感じが出ている」と大絶賛していました。

引用:R U Next?公式X
https://youtu.be/Y1sXgtpUFpM?si=MYawHtX-Z2kIAOCa
その後も、5ROUNDでモカ、シャネル、ヒメナ、ソヨンとチームを組み、OH MY GIRL「The fifth season(SSFWL)」を披露。チームとしての統一感は感じられませんでしたが、ウォンヒは終盤でアドリブの高音パートを歌いこなします。
6ROUNDでは、ジョンウン、ジウ、イロハ、ミンジュ、モカとチームを組み、新曲「Scrum」を披露しました。この楽曲でウォンヒはメインボーカルに選ばれ、チームの重要パートを務めます。
心を刺激する生き生きとしたパフォーマンスは、コーチ陣の胸にも刺さり、涙を流していました。
https://youtu.be/n4YVMp4LCUc?si=ziJ2Eo1mG4IU6CX8
オーディションが始まった当初、目を引く存在として注目されながらも、実力と経験不足で練習についていけず心が折れかけたウォンヒ。それでもチームメイトに助けられ、彼女自身も努力を積み重ねていき、ダンスもボーカルも成長しました。
最終順位で1位に選ばれデビュー
最終ROUNDでは新曲2曲が用意され、10人が2チームに分かれてパフォーマンスしました。
ウォンヒは、ユナ、ジョンウン、モカ、ヒメナとチームを組み、「Aim High」を担当。この楽曲でウォンヒは、チームのセンターに選ばれます。
この楽曲の作詞はサバイバル番組『R U Next?』のMCを務めた、少女時代のスヨンが手がけました。オーディションの最初から、ずっと見守ってきたスヨンのメッセージが込められており、ウォンヒたちもこれまで一緒に戦ってきた練習生たちへの想いを胸に笑顔でパフォーマンスします。
最初のころの自信なさげな表情から一転して、楽曲の世界観をしっかりと理解し、堂々とした表情でパフォーマンスしているウォンヒ。彼女の成長した姿に、多くの人が釘付けになりました。
https://youtu.be/y1FgQo85b-c?si=dTz9XBTN48IGra-G
そして、最終結果発表のときを迎えます。デビュー人数は6人。そのうち2人は視聴者によるグローバル投票、残りの4人は事務所の選択によって決定します。
第1位で呼ばれたのは、ウォンヒでした。練習生期間、わずか2カ月弱という短い期間でありながら、見る人を魅了する存在感と努力する姿が認められ、見事メンバーに選ばれたのです。
ウォンヒ自身も「実感が湧かない。嘘ではなく本当に選ばれるとは思っていなかった」と驚きを隠せませんでした。
https://youtu.be/VRsduRfnxoA?si=NU-m9sWtGZw9UzEK
最終的にメンバーに選ばれたのは、ウォンヒ、ヨンソ、ミンジュ、イロハ、モカ、ユナ。なお、ヨンソはデビュー前に脱退しています。

その後、ILLITは2024年3月25日に1stアルバム『SUPER REAL ME』をリリースし、メジャーデビューしました。
ウォンヒの魅力
顔のパーツすべてが丸いベビーフェイス
丸くてかわいらしいベビーフェイスが印象的なウォンヒ。まだ幼さが残る子どもっぽい顔立ちと、丸顔で柔らかいフェイスラインが魅力的です。
黒目が大きく、目はたれ目気味、鼻と唇はふっくらとした丸みを帯びており、すべてのパーツが丸くて柔らかさがあり、よりかわいらしさを引き立てています。
そして、目がキュルキュルとしているのもポイントです。小動物のような愛らしさを感じられ、メンバーからも「とにかくかわいい存在」と言われています。

目が合っただけで恋に落ちる!目を惹く存在感
ウォンヒは練習生期間が2カ月弱という短い期間ながらも、不思議な存在感でコーチ陣を魅了し、オーディションのなかでも独特の雰囲気を放っていました。
もちろんそれは、コーチ陣だけでなく、オーディションを見守り続けてきた視聴者も同様です。
ではなぜ、こんなにもウォンヒは注目されるのでしょうか。それは、前述でも触れた瞳が関係しています。
彼女の瞳は、とにかくきれいで濁りがまったくありません。純粋な瞳をしており、目が合うだけで恋に落ちてしまうほどの魅力があります。
ILLITのメンバーも、ふと目が合ったときのウォンヒの瞳に心を奪われてしまうと語っていました。

また、かわいい仕草が多いところも魅力的です。
ウォンヒ自身は無自覚のようですが、無意識にかわいい仕草をしているとメンバーから言われています。
決して、作られたものではない自然体の姿が多くの人を引き付けているのです。
伸びしろしかない!驚異的な成長スピード
ウォンヒがアイドルを目指したきっかけは、ステージ上で活躍するアイドルを見たからでした。
その後、ウォンヒは高速バスのターミナルで「練習生にならないか」とスカウトされます。突然のことだったため、すぐには答えを出さなかった彼女は数週間悩み、練習生になることを決めました。
それまで、ダンスや歌を習ったことがなかったウォンヒは、周りとの実力の差に驚きつつも、トレーナーに積極的にアドバイスを求め、必死に練習を続けます。
そして、チャンスが巡ってきてサバイバル番組『R U Next?』に参加することになったのです。
オーディションの初めのころの彼女は、とにかく自信がなく不安な表情でパフォーマンスしていました。
1ROUNDで周りの練習生とは違う独特の存在感で注目されますが、その後は実力・経験不足で落ち込み、自信を失います。
それでも何とか食らいつき、努力を続けて自信を取り戻し、最終的には1位に選ばれ、デビューを掴みました。
https://youtu.be/fTOqo3sBcwY?si=Wad_7s3HWPaeI0uB
https://youtu.be/m0Y3c771KBI?si=DOlp1ezLI6TUNQFX

引用:R U Next?公式X
最初のころは乏しかった表情も少しずつ変わっていき、楽曲によって合わせられるようになります。
ILLITのメンバーもウォンヒの成長速度に圧倒されていると語っていました。
オーディション中、誰よりも一緒に過ごしてきたメンバーは、当時「この短期間でこんなに成長したの……」と驚いていたそう。
それはデビュー後も変わっておらず、いまだに進化が続いています。
最後に
HYBのスカウトで練習生となり、わずか2カ月という練習期間で、サバイバル番組『R U Next?』に参加したウォンヒ。
独特の存在感で注目を集めますが、すぐに実力・経験不足で挫折します。それでもウォンヒは諦めずに努力を続け、チームのメインボーカルやセンターを務めるまでに成長しました。
そして、最終順位で第1位に選ばれ、デビューを掴みます。
デビューしてからも、ウォンヒの成長スピードは衰えません。パフォーマンス時の表情は豊かになり、ダンスも歌も表現力が幅広くなりました。
まさにウォンヒは、ILLITにとってなくてはならない存在です。ぜひ、今後も彼女の成長を見守っていきましょう。