
津田健次郎の鬼滅の刃に出ている?プロフィールや経歴を紹介
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津田健次郎のプロフィール

画像引用:公式Instagram
津田健次郎は、声優・俳優・ナレーター・映像監督として多彩に活躍するマルチな表現者です。芸能事務所ANDSTIR(アンドステア)に所属し、「ツダケン」「つんちょ」といった愛称でも親しまれています。
1971年6月11日、大阪府に生まれ、身長は170cm、血液型はO型。
津田は1歳から小学2年生まで、両親の仕事の都合でインドネシア・ジャカルタに滞在していました。当時は日本人学校に通い、娯楽の少ない環境の中で映画鑑賞が最大の楽しみだったと語っています。日本の特撮ヒーローやハリウッド映画に夢中になり、映画好きの伯父の影響もあり、帰国後も映画館通いが続きました。
帰国後は大阪のミッション系男子校「明星学園」に進学。中学・高校時代は軟式テニス部に所属し、高校では生徒会長も務めるなど、文武両道の学生生活を送りました。
その後、明治大学文学部文学科で演劇学を専攻。もともとは映画監督志望で、俳優にはあまり興味がなかったそうですが、大学3年のときに脚本が書けず「演じてみよう」と思い立ち、円・演劇研究所に入所。演じることの楽しさに目覚め、本格的に俳優の道を志します。
1995年に声優デビューを果たし、以降20年以上にわたり、アニメ・ゲーム・吹き替えなど幅広いジャンルで活躍。低く渋みのある声と高い演技力で、多くの作品に欠かせない存在となっています。
代表作
『呪術廻戦』:七海建人(ななみ けんと)役
『僕のヒーローアカデミア』:オーバーホール役
『ゴールデンカムイ』:尾形百之助
『TIGER & BUNNY』:ファイヤーエンブレム
『ACCA13区監察課』:ニーノ
『ID:INVADED』:酒井戸
『極主夫道』:龍(アニメ版主人公)
『遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ』:海馬瀬人(初期)
また、ナレーション業でも活躍し、テレビ番組やCMでその声を耳にする機会も多数あります。声優業だけにとどまらず、舞台やドラマ、映画にも多数出演。俳優としても高く評価されています。特に2021年のドラマ『最愛』では、視聴者の記憶に残る演技を見せ話題となりました。
また、2019年の映画『ドキュメンターテイメント AD-LIVE』では、監督・脚本・主演を務め、自身の表現力を多方面に発揮しました。
趣味はカメラ、バイク、映画鑑賞と、映像・表現に対するこだわりと情熱が感じられます。どこかミステリアスで落ち着いた雰囲気と、ユーモアのある人柄が魅力です。
ファンからは「見た目も声もかっこいい」「演技の引き出しが多すぎる」と絶大な支持を集めています。津田健次郎は、声と演技で魅せるプロフェッショナルでありながら、映像表現にも強い情熱を持つ、まさに"表現者"という言葉がふさわしい人物です。
これからもその多才な活動から目が離せません!
津田健次郎のSNS情報

画像引用:公式Instagram
津田健次郎は、X(旧Twitter)やInstagram、オフィシャルサイトを通じて情報を発信しています。
X(旧Twitter):@tsuda_ken
Instagram:@2_da_ken
オフィシャルサイト:津田健次郎
出演作の告知や宣伝はもちろんのこと、日常の出来事をつづった "くすっと笑える”ツイートも多く、そのとぼけた人柄やユーモアのセンスがファンから親しまれています。
SNSでは、自身が演じたキャラクターにちなんだ写真も投稿しており、たとえばアニメ『ゴールデンカムイ』の人気キャラクター・尾形百之助の狙撃ポーズや、乙女ゲーム原作アニメ『薄桜鬼』の風間千景の決めポーズを再現したショットなど、ファンの間で大きな話題となりました。
日々の投稿から垣間見える飾らない姿が、「かっこいいのに親しみやすい」「ギャップがたまらない」と評判で、演技だけでなく人柄そのものも魅力のひとつとして注目されています。
津田健次郎は結婚していた!気になる家族構成は?

画像引用:公式Instagram
津田健次郎は、2020年7月に一般女性との結婚と2児の父であることを公表しました。お相手の女性とは、津田さんが舞台役者として活動を始めた頃に出会ったそうで、長い時間を共に歩んできたパートナーです。
実はこの発表の時点で、すでに結婚してから約15年が経過していたとのこと。お子さんもかなり成長していると考えられます。
長年結婚を公表していなかった理由については、津田自身が「家族を守りたいという気持ちと、自分の好きな俳優たちがプライベートを明かさないタイプだったことに影響を受けた」と説明しています。
しかし、2020年に週刊誌で報道されたことを受け、津田は自身のInstagramを通じて正式に既婚であることを認めました。この誠実な対応に対し、多くのファンからは温かい声援が寄せられました。
実はそれ以前にも、声優仲間の小野坂昌也に「結婚してお子さんもいますよね?」と“いじられた”ことがあり、一部関係者の間では知られていた可能性もあります。
プライベートを大切にしつつ、誠実に向き合う姿勢もまた、津田健次郎の大きな魅力のひとつと言えるでしょう。
津田健次郎ブレイクのきっかけは『遊★戯★王』の海馬瀬人

画像引用:アニメ「遊☆戯☆王」シリーズ 25th Duelist Live Kingdom公式サイト
津田健次郎の名前が一躍知られるようになったきっかけのひとつが、2000年に放送されたテレビアニメ『遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ』です。
本作は、気弱な高校生・武藤遊戯が、古代エジプトの秘宝「千年パズル」を完成させたことをきっかけに、もうひとりの人格“闇遊戯”と共にさまざまなデュエル(カードバトル)を繰り広げる物語。
津田が演じた海馬瀬人(かいば・せと)は、天才的な頭脳と企業経営者としての手腕、卓越したカードバトルの実力を併せ持つ主人公のライバルキャラクター。冷静かつ傲慢な態度、そして独特な美学を貫く姿が人気を集め、今なおシリーズを代表するキャラクターとして愛されています。
津田は、海馬の圧倒的なカリスマ性とエキセントリックさを、低く響く声と緻密な演技で見事に表現。特に印象的なセリフ「俺のターン!」や「ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン!」などは、今なおファンの記憶に深く刻まれています。
津田健次郎の声優デビューは1995年、テレビアニメ『H2』での野田敦役。しかし、その後の飛躍につながった大きな転機が、この『遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ』の海馬瀬人役だったと言えるでしょう。
以降、津田はさまざまな作品で重要な役柄を務め、声優界を代表する存在へと成長していきます。
津田健次郎の当たり役紹介!『呪術廻戦』の七海健人や『ゴールデンカムイ』尾形百之助など

画像引用:津田健次郎公式サイト
津田健次郎の最大の魅力といえば、甘くねっとりとしたセクシーボイスでしょう。
低く艶のある声質は、まさに“大人の男の色気”を感じさせ、多くの女性ファンの心を鷲掴みにしています。聴くだけで引き込まれるようなその声は、キャラクターに深みを与え、どんな役柄にも独特の存在感をもたらします。
また、単に“声がいい”だけではなく、感情の細やかな表現力や台詞回しの巧さも津田さんの強み。シリアスな悪役からコミカルなキャラ、寡黙な男まで幅広く演じ分けられる実力派として、業界内外で高く評価されています。
ここからは、数ある出演作の中でも「津田健次郎=この役!」と称されることの多い当たり役をピックアップしてご紹介します。
尾形百之助(『ゴールデンカムイ』)
アイヌの金塊をめぐるサバイバルバトルを描いた人気アニメ『ゴールデンカムイ』で、津田健次郎が演じているのが、帝国陸軍第七師団所属の天才狙撃手・尾形百之助(おがた・ひゃくのすけ)です。
尾形は、クールで無口、どこか掴みどころのないミステリアスな人物。オールバックの髪型と鋭い眼差し、無精ひげがトレードマークで、大人の色気を漂わせながらも、腹の底が読めない“食えない男”として登場します。
最初は主人公・杉元佐一の敵として立ちはだかる存在ですが、その後は自らの目的のために、さまざまな陣営を渡り歩くという複雑な立ち位置を担うキャラクターです。
津田の低く艶やかな声と淡々とした語り口は、尾形の冷酷さや不気味な静けさを見事に表現。さらに、ときおり見せる無邪気な一面や気まぐれな行動(蝶を追いかけるシーンなど)により、キャラクターに奥行きと不思議な魅力を与えています。
その独特の狙撃ポーズや仕草も「かっこいい!」と話題になり、女性ファンを中心に人気が急上昇。津田の繊細かつ計算された演技により、尾形百之助というキャラクターはより一層、魅力的で“クセになる”存在へと昇華されています。
七海健人(『呪術廻戦』)
2021年に社会現象級のヒットを記録したTVアニメ『呪術廻戦』。本作で津田健次郎が演じるのは、元サラリーマンという異色の経歴を持つ呪術師・七海建人(ななみ・けんと)です。
七海は、冷静沈着で合理的な性格の持ち主。スーツ姿に丸眼鏡という落ち着いた出で立ちと、どこか距離を感じさせる話し方から、第一印象は「冷たい人」と思われがちです。しかしその内面は非常に情に厚く、面倒見が良い人物で、特に主人公・虎杖悠仁に対しては、厳しくも温かい言葉をかけて導く姿が印象的です。
津田健次郎の低く芯のある声と、抑えた感情表現は、七海の持つ理知的な雰囲気と内に秘めた優しさを巧みに表現しており、視聴者からは「理想の大人」と高く評価されました。特に、合理主義の裏に垣間見える人間味や信念の強さを滲ませる演技は、津田ならではの魅力です。
また、「呪術廻戦」自体がキャラクターの心理描写や人間ドラマに深みのある作品であることから、七海という役柄も一層際立ち、津田のキャリアの中でも代表的な当たり役の一つとなっています。
ファイヤーエンブレム/ネイサン・シーモア(『TIGER & BUNNY』)
アニメ『TIGER & BUNNY』は、架空の都市・シュテルンビルドを舞台に、スーパーパワー「NEXT」を持つヒーローたちが企業スポンサーのもとで活躍するというユニークな世界観が話題を呼んだ人気作品です。
その中で津田健次郎が演じるのが、ファイヤーエンブレム。炎を自在に操る能力を持ち、ヒーローとしてシュテルンビルドの平和を守る存在です。
キャラクターとしてはオネエ系のドラァグクイーンで、明るく包容力のある性格から、仲間たちの良き理解者かつアドバイザーとして信頼されています。特に主人公の虎徹やバーナビーとのやり取りは、物語に温かみとユーモアを与える重要なアクセントです。
津田の演技は、ファイヤーエンブレムの持つセクシーさ、包容力、そしてお茶目さを絶妙なバランスで表現しており、まさに“ハマリ役”。低音ボイスの艶っぽさとコミカルなテンポの台詞回しのギャップが、多くのファンを惹きつけています。
また、本作では各ヒーローに企業スポンサーがついており、ファイヤーエンブレムのスーツにはFMV、animate、Domino’s Pizzaなどのロゴが入っているのもユニークなポイント。アニメと現実がリンクする仕掛けも、『TIGER & BUNNY』ならではの楽しさです。
津田はこの役で、Netflix独占配信の続編『TIGER & BUNNY 2』にも続投しており、長年にわたってファイヤーエンブレムの魅力を演じ続けています。
御子柴清十郎(『Free!』)
京都アニメーション制作の大人気青春水泳アニメ『Free!』。競泳を通じて少年たちの成長と友情を描いた本作で、津田健次郎が演じたのが御子柴清十郎(みこしば せいじゅうろう)です。
御子柴清十郎は、鮫柄学園水泳部の3年生であり、部長を務める人物。お調子者で惚れっぽいという一見コミカルな性格ながら、県大会で大会新記録を叩き出すほどの実力を持つエリートスイマーでもあります。その明るく豪快な性格と、後輩たちを引っ張る兄貴肌のリーダーシップで、水泳部の精神的支柱として大きな存在感を放っています。
また、弟・御子柴百太郎への深い愛情と信頼も見どころのひとつで、作中では弟想いの優しい兄としてもファンに親しまれました。
津田健次郎は、そんな御子柴の豪快な明るさと人情味を、パワフルでハリのある声で生き生きと表現。テンション高めのセリフ回しと、時折見せる誠実な一面とのギャップを巧みに演じ分け、キャラクターに奥行きを与えています。
個性豊かな登場人物が揃う『Free!』の中でも、御子柴清十郎はその爽やかな兄貴感と愛嬌で高い人気を誇り、津田の演技がその魅力をさらに引き立てています。
周防尊(『K』)
スタイリッシュな映像美と緻密な世界観が人気を博したアニメ『K』シリーズ。その中で津田健次郎が演じるのが、吠舞羅(ほむら)という不良チームのリーダーにして、“赤の王”と呼ばれる存在、周防尊(すおう・みこと)です。
周防尊は、無口で寡黙ながら激しい情熱を内に秘めた戦闘狂。チームの仲間を何よりも大切にし、殺された親友の仇を討つために命を賭けて死闘に身を投じます。そんな彼の背中を追い、命を懸けてついてくる仲間たちがいるのも、リーダーとしての器とカリスマ性を感じさせます。
対する“青の王”・宗像礼司との対立は、まさに正反対の気質同士のぶつかり合い。冷静沈着な宗像と激情を胸に秘めた周防のバトルは、多くの視聴者の心を熱くし、特に女性ファンからは絶大な支持を集めました。
津田健次郎の低く重厚な声と抑えた演技は、周防尊の“静かな狂気”と“揺るぎない信念”を見事に表現。セリフが少なくても存在感を放つその演技力は、周防というキャラクターの神秘性と魅力をいっそう際立たせています。
龍(『極主夫道』)
Netflixオリジナルアニメ『極主夫道』は、かつて“不死身の龍”として恐れられた最強の極道が、突然足を洗い専業主夫としての道を歩むという異色のギャグ作品。津田健次郎が演じるのは、その主人公・龍(たつ)です。
龍は、鋭い眼光と強面の風貌で、街ですれ違う人々が思わず震え上がる元極道。しかしその見た目とは裏腹に、今ではファンシーなエプロンを身につけ、料理や掃除、節約術まで完璧にこなす主夫ライフを送っています。そのギャップが最大の魅力で、「恐ろしくも愛らしい」キャラクターとして多くのファンを虜にしました。
津田の重厚な低音ボイスと元ヤクザらしい口調が、龍のキャラクターにリアリティとインパクトを与えており、真剣な声で真面目に家事を語る姿には笑いと“萌え”が同居しています。
さらに注目すべきは、単行本第1巻の発売を記念して制作されたコミックスプロモーションビデオ(CMPV)で、津田健次郎が龍を実写で演じている点。こちらも“原作から飛び出してきたようだ”と話題を呼び、アニメだけでなく実写でも「ハマリ役」と高く評価されました。
また、玉木宏主演のドラマ版『極主夫道』第4話ではナレーションも担当しており、声だけでも作品世界を引き締める重要な存在として登場しています。
乾貞治(『テニスの王子様』)
大ヒットスポーツアニメ『テニスの王子様』で、津田健次郎が演じたのは、青春学園中等部テニス部の参謀的存在の乾貞治(いぬい・さだはる)です。
乾は、常に冷静沈着でデータ重視のプレースタイルを貫く戦略家タイプ。分厚い眼鏡と無表情な顔つきが印象的な、まさに“学者肌”のキャラクターです。試合中も相手選手の行動パターンを細かく分析し、膨大なデータを武器に戦います。
一方で、データを過信するあまり予想外の展開に苦戦することもあり、その完璧すぎない一面が乾の人間味と魅力につながっています。また、チームメイトに飲ませる“乾汁(いぬいじる)”という謎の激マズドリンクの存在も有名で、作中のギャグシーンに欠かせないキャラクターでもあります。
津田健次郎は、そんな乾の理知的で淡々とした語り口を、落ち着いた低音ボイスで表現。知的さと冷静さを感じさせる語り口調は、まさに乾そのもの。試合中の分析的なモノローグや、乾汁を前にしたシュールなやり取りにも説得力を与え、シリアスとギャグのバランスが絶妙です。
風間千景(『薄桜鬼』)
幕末の京都を舞台に、新選組と吸血鬼・鬼の戦いを描いたダークファンタジーアニメ『薄桜鬼』。その中で津田健次郎が演じたのが、敵役でありながら圧倒的な人気を誇る風間千景(かざま ちかげ)です。
風間は、鬼の純血種として誇り高く生きる高貴な存在。冷徹で尊大な態度を取りつつも、時折見せる優しさや執着心に揺れる姿が魅力のキャラクターです。主人公・千鶴に強い興味を抱き、幾度となく新選組と衝突。敵でありながら物語のキーパーソンとして強い存在感を放っています。
津田健次郎は、風間の持つ妖しくも色気漂う雰囲気を、低く艶のある声で表現。どこか達観したような口調や、静かながらも圧を感じさせる言い回しに、視聴者は思わず引き込まれます。特に、威圧感と包容力が同居する独特のセリフ回しは、まさに津田さんならではの持ち味。
そのミステリアスで耽美なキャラクター性は多くの女性ファンの心を掴み、「薄桜鬼」シリーズの中でも屈指の人気キャラとなりました。
ニーノ(『ACCA13区監察課』)
オノナツメ原作によるスタイリッシュな作画とドラマチックな展開で人気を博したアニメ『ACCA13区監察課』。独特な世界観の中で描かれる陰謀と人間模様が魅力の本作で、津田健次郎は主人公・ジーンの高校時代からの親友であり相棒のニーノを演じました。
ニーノは感情をあまり表に出さず、マイペースでクールな性格ですが、その奥底には深い優しさと愛情を秘めています。ジーンとの強い絆や、物語の重要なカギを握る存在として、ミステリアスな魅力を放つキャラクターです。
津田はそんなニーノの冷静さと色気を巧みに声で表現し、作中における存在感を際立たせています。タバコが超高級品という独特な世界観の中で、感情の機微を繊細に描き出す津田さんの演技が、物語の深みをさらに引き立てました。
鳴瓢秋人/名探偵酒井戸(『ID:INVADED』)
直木賞作家・舞城王太郎とあおきえい監督がタッグを組んだ話題作『ID:INVADED』にて、津田健次郎は主人公で元刑事の鳴瓢秋人と、そのアバターである名探偵酒井戸の二役を務めました。
鳴瓢秋人は妻子を亡くした過去を背負い、その苦悩や哀しみが回想シーンで丁寧に描かれ、視聴者の胸を打ちました。津田はシリアスで複雑な心情を持つキャラクターを繊細かつ力強い演技で表現し、作品のミステリアスな世界観に深みを与えています。
オーバーホール(『僕のヒーローアカデミア』)
世界総人口の約8割が「個性」と呼ばれる超常能力を持つ世界を舞台にした人気アニメ『僕のヒーローアカデミア』。津田健次郎は、強力な個性「オーバーホール」を持つ敵役、治崎廻(オーバーホール)を演じています。
治崎廻は、触れた物を一度分解し瞬時に修復できる能力を持つ「死穢八斎會」の若頭で、組織の統率力に長ける冷酷な極道です。高度な医薬学の知識と戦闘力を併せ持ち、幼い少女を目的のために利用する非情さも併せ持つ狂気的なキャラクターとして描かれています。
アニメ第6シーズンの制作も決定しており、津田の演じるオーバーホールの圧倒的な存在感と威圧感は、視聴者に強い印象を残しています。
サム・“ポーター”・ブリッジズ(『デス・ストランディング』)
2019年に話題を呼んだゲーム『デス・ストランディング』にて、津田健次郎は主人公のサム・“ポーター”・ブリッジズを演じています。
サムは、恋人とそのお腹の子を失うという深いトラウマを抱えながらも、人々に物資を届ける「配達人」としての使命を果たし、荒廃した世界の再生を目指します。
津田は、孤独と葛藤を抱えつつも希望を失わない主人公の繊細な心情を見事に表現し、多くのファンの共感を呼びました。
『鬼滅の刃』には出ていない?
社会現象を巻き起こした大人気アニメ『鬼滅の刃』シリーズの第2シーズン「遊郭編」で、津田健次郎が敵キャラクター「妓夫太郎」を演じるという噂がありました。
しかし、2022年12月時点では津田の出演はなく、妓夫太郎の声優は逢坂良太が担当しています。妓夫太郎は、過酷な環境で育ったため嫉妬深く、自分より幸せな相手に憎悪を抱く陰湿な性格を持ちながらも、妹思いという一面があり、炭治郎と同じく壮絶な過去を背負う魅力的なキャラクターです。敵役でありながらもイケメンな鬼として高い人気を誇っています。
まとめ
津田健次郎は、数々の人気アニメキャラクターを演じてきた実力派の声優です。幼い頃から映画が大好きで、大学では演劇学を専攻しましたが、台本が書けないことをきっかけに演劇養成所に入団。その後、俳優としての活動を始め、1995年に声優デビューを果たしました。
『呪術廻戦』や『僕のヒーローアカデミア』などの人気アニメでキャラクターの声を担当し、現在は映画の吹き替えやテレビのナレーター、舞台俳優としても幅広く活躍しています。津田健次郎の魅力的で存在感のある声を聴きたい方は、ぜひ彼が出演しているアニメや映画をチェックしてみてください!