
ハンターハンター強さランキングトップ15位!最強なのはどのキャラ?メルエムよりも強いのは?
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ハンターハンター強さランキングトップ15位

画像引用:HUNTER×HUNTER公式X
ここでは、ハンターハンターのキャラクターの強さをランキング形式でご紹介します。
15位:カイト

画像引用:HUNTER×HUNTER公式サイト
カイトはベテランの生物ハンターであり、主人公ゴンがハンターを志すきっかけを与えた重要な人物です。天才ハンター・ジン=フリークスの弟子でもあり、ゴンにとっては師匠のような存在でもあります。
彼の念能力は具現化系で、気狂いピエロ(クレイジースロット)というスロット形式の特殊な能力を使います。
スロットで出た番号によって異なる武器が具現化され、どの武器が出るかは運次第というギャンブル性の高い仕組みです。
この能力はジンが考案したもので、扱いには高度な戦闘センスが求められますが、それぞれの武器の破壊力は非常に高く、使いこなせば強力な武器となります。
作中では、キメラアントの師団を抹消するほどの実力を見せつけ、ゴンとキルアを守るために王直属護衛軍のネフェルピトーと対峙。
壮絶な戦いの末に命を落とすことになりますが、その戦いぶりはカイトの戦士としての格の高さを強く印象づけました。
14位:イルミ=ゾルディック
イルミ=ゾルディックは、世界最高峰の暗殺者一家として知られるゾルディック家の長男です。幼い頃から徹底した暗殺術の訓練を受けており、ゴンと同じ第287期ハンター試験の合格者でもあります。
彼は操作系の念能力者で、「針」を使って相手の体や行動を自在に操る特殊な能力を持っています。念を込めた針を刺すことで、対象の意志を奪って操ったり、限界以上の力を引き出させたりすることが可能です。
ときには人間の容姿までも変化させるなど、その応用範囲は広く、精密さと威力を兼ね備えた技術といえます。
作中での戦闘シーンは多くありませんが、戦闘経験の豊富さや冷徹な性格も相まって、その実力は非常に高いと考えられています。
作中屈指の実力者・ヒソカがイルミに「95点」という高評価をつけたことからも、ハンターたちの中でもトップクラスの実力を持つ存在であることがうかがえます。
13位:フェイタン=ポートオ
フェイタン=ポートオは、盗賊集団・幻影旅団のNo.2に位置する実力者で、旅団の創設当初から所属している古株メンバーの一人です。全身黒ずくめの服装に身を包み、語尾に「〜ね」を付ける独特な話し方や、拷問を趣味とする残虐な性格も彼の特徴です。
念系統は変化系で、代表的な能力として許されざる者(ペインパッカー)があります。この能力は、自分が受けた痛みや怒りをオーラに変換し、強力な攻撃として相手に返すという仕組みです。
状況に応じて攻撃方法が変化する中でも、特に強力なのが太陽に灼かれて(ライジングサン)という技。これは、太陽のような高熱を放ち、周囲を一瞬で焼き尽くすほどの破壊力を持っています。
キメラアント編では、この能力を使って師団長クラスの強敵・ザザンを圧倒し、圧巻の勝利を収めました。
ただし、能力の発動には一定の準備時間が必要であるほか、旅団内の腕相撲ランキングでは5位と、腕力では中間層に位置しています。とはいえ、攻撃力と残忍さを兼ね備えた危険な戦闘員であることは間違いありません。
12位:シャウアプフ
シャウアプフは、キメラアントの王・メルエムに仕える直属護衛軍の一人で、参謀的な役割を担う高い知性と戦略的思考の持ち主です。王への忠誠心は絶対的で、行動のすべてが王のために捧げられています。
自己嫌悪と自己陶酔に浸ることが多く、「~ それだけの事」と呟くことが癖です。
操作系の念能力者であり、彼の代表的な能力には蠅の王(ベルゼブブ)と鱗粉乃愛泉(スピリチュアルメッセージ)の2つがあります。
「ベルゼブブ」は、自身の体を無数の微小な分身に分解して空中に飛ばし、それぞれが独立して行動できるというもので、偵察や情報収集に非常に優れています。
また、鱗粉乃愛泉(スピリチュアルメッセージ)は、他者の念能力を強化する特殊な能力で、味方の強化や集団戦のサポートに効果を発揮します。
直接的な戦闘力では他の護衛官、ネフェルピトーやモントゥトゥユピーに劣るものの、状況把握力や判断力に優れ、戦略面での貢献度は極めて高い存在です。
作中では裏工作や心理戦でも活躍し、知略に長けたキャラクターとして印象的な存在感を放ちました。
11位:ヒソカ=モロウ

画像引用:HUNTER×HUNTER公式サイト
ヒソカ=モロウは、第287期ハンター試験の合格者であり、かつては幻影旅団の団員ナンバー4としても活動していた謎多き戦闘狂です。「自分こそが最強」という信念を持ち、特定の組織や仲間には縛られず、強者との戦いを楽しむことを何よりの快楽とする人物です。
変化系の念能力者であり、主に伸縮自在の愛(バンジーガム)と薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)という2つの能力を駆使します。
伸縮自在の愛(バンジーガム)は、ガムのように伸び縮みするオーラを操る能力で、相手の動きを封じたり、攻撃を跳ね返したりするなど応用性に優れています。薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)は、オーラで物の表面を別の質感に偽装する能力で、戦闘や心理戦で巧妙なトリックを生み出します。
作中では、幻影旅団の団長・クロロとの死闘を繰り広げ、一度は敗北するものの、「死後強まる念」によって蘇生。その後はバンジーガムを応用して、手足を再生させるという新たな能力まで獲得し、さらなる進化を遂げました。
まるで奇術師のようなトリッキーな戦法、冷静な判断力、そして異常なまでの戦闘欲を併せ持つヒソカは、敵味方問わず一目置かれる存在であり、物語の中でも屈指の危険人物として強烈な存在感を放っています。
10位:ネフェルピトー
ネフェルピトーは、キメラアントの王・メルエムに仕える直属護衛軍の一人で、愛らしい猫のような外見とは裏腹に、恐るべき戦闘能力を持つ特質系の念能力者です。護衛官の中でも特に戦闘に秀でており、その強さは作中でも圧倒的な存在感を放っています。
ピトーは、いくつもの強力な念能力を使い分けることができます。
たとえば、傀儡師姿の念人形を相手にとり憑け操作する操り人形(仮称)、高度な治療を可能にする玩具修理者(ドクターブライス)、自らの身体能力を限界まで引き上げる黒子舞想(テレプシコーラ)などがあり、攻撃・回復・支配の三要素を併せ持つ非常にバランスの取れた能力構成です。
とくに黒子舞想(テレプシコーラ)は、戦闘中に自分の肉体を操作人形のように動かすことで、反応速度や攻撃力を極限まで高める特殊な技であり、なんと死後にもその効果を維持するという恐るべき性質を持っています。
また、念能力「円(エン)」を展開する能力にも優れており、最大で2キロメートルもの広範囲をカバーする索敵能力を持つなど、戦術面でも非常に高い能力を誇ります。
作中ではプロハンターのカイトをあっという間に倒すなど、初登場時からその強さを見せつけましたが、後に怒りによって潜在能力を爆発させた「ゴンさん」との激闘の末、敗北します。
驚異的な身体能力、高い知性、戦略的判断力、そして戦闘と治癒の両面で活躍する万能性を兼ね備えたピトーは、キメラアント編を代表する最強クラスのキャラクターの一人といえるでしょう。
9位:モントゥトゥユピー
キメラアントの王直属護衛官の1人、モントゥトゥユピーは、魔獣との混血によって誕生した異形の存在であり、桁外れの身体能力と圧倒的な破壊力を持つ変化系能力者です。
最大の特徴は、自身の肉体を自在に変化させる形態変化(仮称)と、怒りをエネルギーに変換して爆発的な力を引き出す2つの戦闘スタイルです。腕を巨大化させる、羽を生やして飛行する、さらには銃のような形態に変形するなど、その攻撃手段は多彩かつ強力です。
特筆すべきは、その耐久力と回復力の高さ。ナックルやシュート、キルアといった実力派ハンターたちの猛攻をものともせず、さらに反撃する余力を残している場面もありました。
戦いの中で怒りをコントロールする術を学び、戦術面でも進化を見せたユピーは、最終的には獣のような姿に変貌し、片腕を銃のような武器に変えるなど、自身の能力を極限まで高めていきます。
その規格外の戦闘力は、まさに護衛軍の名にふさわしい、王の盾としての存在感を放っていました。
8位:シルバ=ゾルディック
シルバ=ゾルディックは、名門暗殺一家ゾルディック家の現当主であり、キルアの父親です。一族の中でも特に高い実力を誇り、暗殺技術はまさに神業の域に達しています。
彼は家族の誇りと責任を強く意識し、冷静で的確な判断力を持つ戦闘のプロフェッショナルです。
念能力は放出系で、強力な光線を放ち、標的を一瞬で仕留める破壊力を持っています。過去には幻影旅団のメンバーを暗殺した経験があり、その実力は業界内でも広く知られています。
キメラアント編では、師団長の一人である強敵・ヂートゥを一撃で倒し、その圧倒的な力を示しました。また、クロロとの戦いでは、父であるゼノと共に戦いながらも、本来の実力の一部しか見せていなかったと言われています。
さらに、シルバはキルアの育成にも深く関わっており、次世代を担う若き才能の成長を支える存在でもあります。暗殺者としての圧倒的な実力と、冷静な判断力を兼ね備えたシルバは、ゾルディック家の誇りそのものと言えるでしょう。
7位:ゼノ=ゾルディック
ゼノ=ゾルディックは、暗殺一家ゾルディック家の前当主であり、キルアの祖父にあたる大ベテランの暗殺者です。
「一日一殺」「生涯現役」を信条に長年にわたり暗殺の世界で活躍してきました。一方で、孫であるキルアに対しては優しく甘い一面も持つ、家族思いの人物でもあります。
変化系の念能力者として、龍頭戯画(ドラゴンヘッド)、牙突(ドラゴンランス)、龍星群(ドラゴンダイヴ)という3つの龍を模した強力な技を操ります。
これらの技は、オーラを龍の形に変え、攻撃や防御、索敵などあらゆる戦況に対応可能な万能性を誇ります。特に龍星群(ドラゴンダイヴ)は広範囲に及ぶ破壊的な必殺技として知られています。
作中では、幻影旅団の団長クロロとの戦いでその実力の一端を示し、ネテロ会長からも厚い信頼を受ける実力者として描かれています。
キメラアント討伐では、その強さが評価され参戦を要請されるなど、作中屈指の実力者として広く認知されています。
また、ゼノが広大な範囲に展開した「円(エン)」は非常に強力で、その念の気配に対して護衛軍のネフェルピトーも強い警戒心を抱いていました。
6位:マハ=ゾルディック
マハ=ゾルディックは、ゾルディック家の中でも特に謎に包まれた存在で、キルアの高祖父、ゼノの祖父にあたる一族最年長の人物です。
作中では、140cmと小柄な体格ながら、いまだに現役の暗殺者として活動していることが示唆されています。
彼はネテロと同じ年齢でありながら、驚異的な生命力と衰えを知らない実力を持っています。
かつて最強と称されたネテロと激しい戦いを繰り広げ、その中で唯一生き残った人物でもあります。このことから、マハの戦闘能力はネテロに匹敵するか、それ以上である可能性すら考えられています。
5位:クロロ=ルシルフル
クロロ=ルシルフルは、盗賊集団・幻影旅団の団長で、カリスマ性と高い統率力によって団員たちから絶大な信頼を得ています。
冷静で頭脳明晰、知略に優れ、目的を達成するためには手段を選ばない冷徹な一面も持っています。
特質系の念能力者で、盗賊の極意(スキルハンター)という非常に特殊な能力を操ります。
この能力は他者の念能力を奪い取り、自由自在に使いこなせるため、戦闘においては最強クラスの実力を誇ります。
作中では、ゾルディック家の暗殺者二人と互角以上に戦い、またヒソカとの激しい死闘でも高度な戦略性を発揮しました。全力を出し切っていない描写も多く、その潜在能力は計り知れません。
判断力と戦術の巧みさは常に周囲の予想を超え、幻影旅団のリーダーとして君臨する理由となっています。
4位:アイザック=ネテロ
アイザック=ネテロは、かつて世界最強の武道家として名を馳せ、ハンター協会の会長も務めた伝説的な人物です。100歳を超えてもなお現役のハンターとして活動を続け、その実力は衰えることを知りません。
強化系の念能力者であり、特に百式観音という究極の技を編み出しました。この技は高速で連続攻撃を繰り出すことができ、人類最高クラスの戦力として描かれています。謹厳実直な武人としての一面もあり、毎日「感謝の正拳突き」という修行を欠かさず続けています。
キメラアントの王メルエムとの戦いは、作中屈指の名バトルです。全盛期の力の半分程度しか発揮できなかったにもかかわらず、圧倒的な戦闘力でメルエムを追い詰めました。
最終的には、貧者の薔薇(ミニチュアローズ)という自爆型の究極兵器を使い、人類にとって最大の脅威であったメルエムに決着をつけました。
ネテロの強さと精神力は、多くのキャラクターに影響を与え、作中でも特別な存在として描かれています。
3位:ゴン=フリークス(ゴンさん)

画像引用:HUNTER×HUNTER公式サイト
主人公のゴン=フリークスは、父ジンを探すためにハンターとなった強化系の念能力者で、第287期ハンター試験に合格しています。
物語の中盤、恩人である師匠カイトがキメラアントの護衛官ネフェルピトーに殺されたことをきっかけに、ゴンは激しい怒りと悲しみを抱きます。
その感情から自身の潜在能力を極限まで引き出し、通常の姿とはまったく異なる究極形態「ゴンさん」と呼ばれる姿に変貌しました。
ゴンさんは、ピトーさえも圧倒するほどの途方もない力を持ち、「王にも牙が届く」と評されるほど人智を超えた存在となっています。
しかし、この力を得る代償として、ゴンは自身の寿命と念能力を失うことになり、非常に大きな犠牲を払いました。
そのため、ゴンさんは通常のハンターでは太刀打ちできないほど強大な力であり、作中でも最も衝撃的な変貌として描かれています。
2位:ジン=フリークス

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ゴン=フリークスの父親であるジン=フリークスは、ハンターハンターの世界でも屈指の天才ハンターです。
彼は二ツ星ハンターの称号を持ち、遺跡ハンターとして世界的に知られています。また、ハンター協会のトップメンバーが集まる“十二支ん”の一員で、「亥」の役割を担っています。
ジンは息子のゴンに対して長い間ほとんど関わらず、父親としては少し問題がある一面もありますが、その実力は間違いなく本物です。
ネテロ会長からも「ハンターの中で世界トップ5に入る」と高く評価されており、多彩な念能力を使いこなす適性や、優秀な弟子カイトの育成、暗黒大陸の探索メンバーに選ばれるなど、並外れた才能と経験を持っています。
その実力の全貌はまだ明かされておらず、今後の活躍が大いに期待されているキャラクターです。
1位:メルエム
キメラアントの王メルエムは、生まれながらにして圧倒的な強さを持つ作中最強の存在です。
彼は高い知能と戦闘能力を兼ね備え、戦略面でも非常に優れていました。特に、獲物のオーラを食うことで自分のものにできる能力(仮称)により、捕食した相手の能力を吸収して強化できるため、戦うほどにどんどん強くなっていきます。
誕生直後から強力な戦闘力を誇り、人類最強とされたネテロの必殺技である百式観音を何度も受けてもわずかな傷しか負いませんでした。
メルエムの力は常人の想像を超え、最終的には貧者の薔薇という特殊な毒によってのみ倒されるほどの強さを持っていました。
その実力は作中でも特に突出しており、多くのファンからも最強キャラクターとして認められています。
メルエムより強いキャラクターはいる?
メルエムは『ハンターハンター』の中でも最強クラスのキャラクターの一人です。驚異的な身体能力と高い知性を兼ね備え、「純粋な強さ」で他の誰よりも優れています。
ただし、ゴンの覚醒状態やネテロ会長も、メルエムに匹敵するほどの力を見せており、彼らもメルエムに迫る強さを持っていると言えるでしょう。
メルエムが最終的に貧者の薔薇という特殊な毒によって倒されたことから、通常の戦闘力だけで彼を倒すのは非常に難しいことがわかります。作中では、戦闘力だけで明確にメルエムを上回るキャラクターはほとんどいないと考えられます。
また、強靭な肉体や毒に対する耐性なども含めた総合的な強さこそが、メルエムの最大の特徴です。
まとめ
『ハンターハンター』の世界には、多彩な能力を持つ強者たちが数多く登場します。今回紹介した15人は、その中でも特に実力が際立ったキャラクターたちですが、物語が進むにつれて新たな強者が現れることも十分に考えられます。
彼らは単に戦う力だけでなく、高い知性や特殊な能力を持ち、それぞれが独自の魅力を放っています。特に念能力を使った多彩な戦術が、この作品の大きな見どころのひとつです。
これから始まる暗黒大陸編では、未知の敵や新たな実力者の登場が予想されており、このランキングも大きく変わるかもしれません。
『ハンターハンター』をまだ読んだことがない方も、この機会に作品の世界観を楽しみながら、お気に入りのキャラクターを見つけてみてください。