GLAYは1994年にメジャーデビューを果たしたロックバンドで、メンバーはTERU（ボーカル）、TAKURO（ギター）、HISASHI（ギター）、JIRO（ベース）の4人で構成されている。バンド名は灰色（GRAY）を由来とし、白と黒の中間というニュアンスに彼らの音楽性が込められている。TAKUROとTERUは小学校からの同級生で、函館でバンド活動をスタートさせたのが始まりである。1994年のシングル「RAIN」でメジャーデビューし、1996年のアルバム『BEAT out!』で初のオリコン1位を獲得。1999年には幕張メッセで20万人規模のライブ「GLAY EXPO ’99 SURVIVAL」を開催し、日本音楽史に残る伝説的な公演となった。ビジュアル系ブームの中心的存在として人気を博しながら、次第にポップロックやバラードなど多様なジャンルへと音楽性を広げていった。TAKUROが作詞・作曲の多くを手がけ、TERUの感情豊かな歌声と共に、GLAYの独自性を築いている。長年の活動を通じて、シングル「HOWEVER」「Winter, again」「誘惑」など数々の名曲を生み出し、レコード大賞や日本ゴールドディスク大賞など数々の賞も受賞してきた。近年も精力的にライブやリリースを続けており、ファンとの強い絆を保ちつつ、今なお第一線で活躍し続けている。