中野振一郎(チェンバロ)は、1964年京都府生まれのチェンバロ奏者である。桐朋学園大学音楽学部古楽器専攻を卒業後、1990年の4回連続独奏会「ヨーロッパ・チェンバロ音楽の旅」により大阪文化祭金賞を受賞し、1991年には仏・ヴェルサイユ古楽フェスティバルで「世界の9人のチェンバリスト」の一人に選ばれた。これまでに米・バークレー古楽フェスや英・ウィグモアホール、独・ライプツィヒ・バッハ・フェスティバルほかヨーロッパ各地での招聘演奏を重ね、鍵盤古楽器演奏の第一線を走っている。録音活動にも注力し、2000年には『J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲』でレコードアカデミー賞を受賞、2009年には『パーセル作品集』でも同賞を獲得している。2020年からは長期プロジェクトとしてフランソワ・クープランの「クラヴサン曲全集」収録を開始し、世界に向けてフランス・バロック鍵盤音楽の魅力を発信している。演奏のみならず、教則本『チェンバロをひこう~憧れの楽器をはじめるための名曲集』を出版し、京都市立芸術大学、名古屋音楽大学、大阪音楽大学などで後進の指導にもあたっている。深い音楽的探究と確かな技術に裏打ちされた演奏スタイルで、国内外の古楽愛好者から支持を集める実力派である。
ライブやイベントの構成により、メインステージ前、センステ付近、アリーナ最前列などが特に人気です。臨場感を重視する方はアリーナ、全体を見渡したい方はスタンド中段もおすすめ。
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| 日程 | 都道府県 | 会場 |
|---|---|---|
| 2025/12/14(日) 15:00 | 宮城県 | 日立システムズホール仙台 |