能見篤史は1979年5月28日生まれで、兵庫県出石郡出石町（現・豊岡市）出身の元プロ野球選手（投手）、現野球解説者・評論家である。左投左打で、鳥取城北高校を経て大阪ガスに入り、2004年にプロ野球ドラフト会議自由獲得枠で阪神タイガースに入団し、2005年に一軍デビューを果たした。阪神時代には中継ぎ・セットアッパーとして安定した成績を残し、2012年にはセ・リーグの奪三振王に輝くなど投球で存在感を示した。2021年からオリックス・バファローズに所属し、投手コーチを兼任したが、2022年限りで現役を引退した。引退後は野球解説者や評論家として活動し、侍ジャパンの投手コーチなど指導者／解説者としても活躍している。通算成績は104勝93敗、防御率3.35、奪三振1517、登板数474試合である。