渡邊りょうは静岡県出身、1983年7月13日生まれの俳優であり、劇団・悪い芝居やDULL‑COLORED POP、劇団チョコレートケーキなど創造性高いカンパニーへの出演経験を多数持つ演劇人である。2024年には吉祥寺シアターで上演された「兵卒タナカ」に出演し、さらに木村美月企画の朗読劇シリーズでは『午後の死』に出演し、『東京猫』を演出するなど俳優と演出の両面で活躍した。2024年10月から11月にかけて世田谷パブリックシアターで行われたブレヒト作品『セツアンの善人』ではスウィングキャストとして全国公演に参加。さらにプラテノドン第３回公演「青春にはまだはやい」にも出演している。そのほか、métro第14回公演「GIFT」や第15回公演「REAL」（2025年9月11日～14日、東京・インディペンデントシアター Oji）にも出演予定で精力的に舞台に関わっている。渡邊は佐藤佐吉賞で優秀助演男優を受賞したキャリアもあり、即興性や感情表現に定評がある。こうした演劇公演への継続的な出演に加え、朗読会や公開ゲネプロ、制作陣とのトークセッションなどの告知や舞台挨拶イベントにも登壇することで、ファンや観客との交流を深めてきた。演劇界の新鋭として、今後も舞台・朗読・演出と幅広いジャンルでの活動が期待される表現者である。
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