BACK LIFT（バックリフト）は、2008年に名古屋で結成された日本のメロディックパンクバンドである。メンバーはVo.&Ba.の松本優也、Gt.&Cho.の八木優樹、Dr.&Cho.の若山直紀の3人編成で活動している。結成当初は4人編成であったが、ギターの脱退を経て現在の体制となった。松本はバンドの中心人物としてソングライティングも担当しており、力強いボーカルと共感性の高い歌詞が魅力とされる。バンド名であるBACK LIFT（バックリフト）には「人生の後押し」という意味が込められており、その名の通りリスナーを励ますようなメッセージ性の強い楽曲が特徴である。2011年にインディーズレーベルより初の全国流通盤をリリースし、以降ライブハウスを中心に地道な活動を展開。2013年に1stフルアルバム『Ten Years Later』を発表すると、全国規模でのツアーを敢行し、着実にファン層を拡大していった。代表曲には「HATE」「MYSELF」「sign」などがあり、エモーショナルなメロディと英語詞を織り交ぜた楽曲構成が支持されている。所属レーベルはTRUST RECORDSで、同レーベルの看板バンドの一つとして、POTや39degreesらと共にツアーやイベントへの出演を重ねてきた。バンドとしての転機となったのは2016年の2ndアルバム『Flyleaf』のリリースであり、リード曲「Flyleaf」はミュージックビデオも話題を呼び、バンドの認知度を飛躍的に高めた。以降も精力的に音源を発表し、ライブを重ねており、毎年恒例となった自主企画「少年少女秘密基地FESTIVAL」もファンの間で定着している。日本各地のフェスにも多数出演しており、若手メロディックパンクシーンにおける実力派として確固たる地位を築いているバンドである。
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